紀州 すさみ町 江須崎


釣行日  平成15年7月12日
天 候   曇りのち晴れ
干 潮   午前10時・中潮
波     2メートル〜1.5メートル 
水 温   27度


釣行日  平成15年7月13日
天 候   晴れ
干 潮   午前11時・大潮
波     1.5メートル
水 温   26.2度
  

今回は、春磯最後の釣行・・・・・正心竿を引き連れての釣行となりました。

地元石鯛師の 「なすびさん」vのお薦めポイントとして、あの名礁 『ソビエト』 の位置する 「すさみ町江須崎」 を選びました。

初日の夕方、なすびさんの案内で近くにある 『えびね温泉』 へ行って来ました。

日置川の畔にある山間の温泉で、肩こりがすっきり取れる 素晴らしい 温泉でありました。

 


平成15年7月13日

昨日と同様のカイラ島に渡礁・・・・・釣り座も昨日同様としました。三人並んで竿を出します。

沖向きに左端が なすびさん、真ん中が我が輩 石心竿 右端が 正心竿 であります。

竿を出してまもなく、アタリが出始めました。

この磯の解説は、なすびさんにお任せしました。

       【江須崎の代表磯の一つ。

       上物底物最高の実績を持っている。・・・・中略・・・・・

       秋磯ともいわれるが、のっこみ石鯛も良く釣れる。上り潮(白浜方面に流れる潮)がよい。

       下り潮になると餌取りもいなくなる。クエの実績もある。】

なるほど、初日はまったくの下り潮・・・・沖に向かって右から左に流れます、一方通行でありました。

餌採りさんさえ出てきません!!


しかし、二日目は違います。 朝の一投目から 左から右に流れます・・・・つまり白浜方面です


そして、ドラマは二日目の早朝にやって来ました。

我が輩の三投目・・・・ガッン、ガンガン・・・・きたきた来たでぇ〜

竿を上げてみると餌がありません。早速餌を付け替えて、同じポイントへ・・・・・・ガツーン、ガンガン・・ゴン

またまた、餌が無くなっています。

再び投入・・・・ゴンゴン・・・しかし、なかなか食い込みません。

再度、リールを巻き上げました。・・・・・と・・・その時、隣の正心竿の竿が動き出しました。

ガッガッガン・・ガンガン・・ゴン・・・ギューン・・・あっ、舞い込むゾッ〜

慌てた正心竿、・・・・もうお尻が臨戦態勢に入っています。

次の瞬間、 「えいっ〜」 本能的に竿を起こしていました。

巻き取るリールに力が抜けています。・・・・バラシです、・・・あほたん!・・・バカタン!!  針はずれです。

その日は、それっきり・・・・皆さんに迷惑をかけました。  

生き延びた石鯛クンが周りのお魚に危険を言いふらして何処かへ逃げていきました。


  さすがの 「なすびさん」 こんな状態でも結果を出します。 6キロほどの大物でした。


帰り道に 『椿温泉』 に入って帰りました。 

正心竿は湯船に顔を突っ込み少し寂しげでありましたが、・・・・・・・南部を過ぎたレストランでは 「海鮮丼」 をパクツいて元気を取り戻していました。

ではまた。