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11/February/2001


石鯛針折れ事件

人から聞いたことはありました。

石鯛の口・・・アゴ・・・・歯・・の力は相当のものであると・・・・

しかし、実際自らが経験して目の当たりにしたのは、今回が初めてでありました。

それは、それは不思議な一瞬でありました




初日が休息日・・・・・最終日は、悪天候で釣りが出来なかったのて゛、

結局は、5日間連続釣り日となった最終日でありました。

今回もなかなか石鯛の当たりがありません。



正直申しまして、釣り初日からウニ餌が取られません。

フグのようなお魚が来て、ウニ餌を噛むとか、ワイヤがキンクするとか、竿がピクピクと動くとか、

何一つありません。

しかし、毎日5キロ程度のシラガウニを餌袋に入れて船に乗り込みます。

さぁ、今日も頑張るぞっ〜と、

餌をセットして投入・・・・・・5分・10分・15分・・・・時間が経過します。

そして、ゆっくりと竿を上げます。  

  やっぱり重い・・・・・餌は、そのまま状態・・・・・・

こんなことなら、
一日の餌がシラガウニ10個もあれば充分ではないか!!

もう、20キロ以上のウニを撒いています。



そして、今回の釣行 6日目のことであります。

この日も朝から何一つ魚信のない時が経過していきます。

満潮が午前9時過ぎ・・・・ドンドン時間が経過して午後1時が過ぎようとしています。

昼食のお弁当を食べると、ちょっと眠気が襲ってきます。

ウトウトとお昼寝タイムとなりました。


はっと気がつくと、午後3時前。


さぁ、気合いを入れて干潮の潮止まりを狙ってみよう。

しかし、やっぱり餌は、そのまま・・・・・・・


3時45分・・・・
おやっ、潮の状態が良くなってきたぞっ〜!!

最高の雰囲気であります。

上げ潮がゴンゴンと当たってきます。

シラガウニを6個数珠掛けして投入

しばらくすると・・・・・竿の穂先が、
グッグッグググッと、・・・およそ、1メートル近く曲がっていきます

「やややゃっ、やっとこの瞬間だっ」

ところがその後、竿は動かない・・・・まったく動かなくなったではないか。

しばらくするとスッーと竿が戻りかけます。

「おやっ、口から離したかなっ????」

もうこれ以上待っても・・・・と思い竿を上げてみることとしました。


「軽い・・・初めてだっ・・・きっと餌が取られている。」

次の瞬間、我を疑いました。


こんなこと・・・・・・・・・何と言うことなのか・・・・・。




やっぱり現実にあるのだ。

直ちに、餌を同じポイントに打ち返しましたが、後は、全く餌そのまま状態でありました。

20号の石鯛針を折った奴は一体何者なのか???